断酒会

2018年3月10日 (土)

「断酒会にたどりついたあなたへ」(1)~(6)

公益社団法人全日本断酒連盟機関紙『かがり火』に連載されていました

拙稿「
断酒会にたどりついたあなたへ」(1)~(6)
が北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)にアップされました。
連載時より、各方面から「まとめて一冊のブックレットにしてくれ」などの
大変うれしいご意見をいただいておりましたが、
 
とりあえずはネット上での公開分を
ご活用いただければ
幸いです。
 
ご利用、ご活用の場合は出典の明示をお願いいたします。
 
ホームページ等へのアップを歓迎いたします。
その場合は「北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)」
資料であることを明記してくださいますようお願い申し上げます。
  
北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)
断酒会にたどりついたあなたへ(1)
http://hdl.handle.net/2115/62148

断酒会にたどりついたあなたへ(2)
http://hdl.handle.net/2115/62151

断酒会にたどりついたあなたへ(3)

http://hdl.handle.net/2115/62153

断酒会にたどりついたあなたへ(4)
http://hdl.handle.net/2115/62155

断酒会にたどりついたあなたへ(5)

http://hdl.handle.net/2115/62156

断酒会にたどりついたあなたへ(6)
http://hdl.handle.net/2115/62158
 

2016年12月27日 (火)

2016年の感謝をこめて

 今年も1年をふりかえる頃となったのですね。

お変わりありませんか。
私は…
 今年1月から2月にかけて、研究休暇を利用して北米の自助グループ、
アルコール依存症回復のための施設を訪ねることを許されました。
 カリフォルニア州にあるベティフォードセンターは、ご存じのように
アルコールを含む物質依存を克服した大統領夫人の名を冠した施設です。
高額な施設利用料もさることながら、随所に圧倒的な寄付金社会の力が感じられ、
依存症の人々を取り巻く環境の差を感じました。
 ここでお昼をいただきましたが、定食になっているとはいえ
メイン(お肉、お魚など)の選択肢があること、栄養のバランス・お味、
サラダバーにカロリー別デザート、何をとっても素晴らしく、
同様の施設が日本に誕生するのはいつ頃になるのかと複雑な気分でした。
 もう一つひっそりとした小さな施設を訪ねることができました。
最悪の状態を脱した女性が過ごすHouse of Hope(希望の家)です。
普通の一戸建てのお家で、管理者のもと8人ほどが共同生活。
清潔で心地よくベティフォードセンターに勝るとも劣らない環境が用意されています。
どちらの施設にも言いっぱなし・聞きっぱなしのコミュニケーションの時間があるのですから。
 
  社会復帰を目指すみなさまの中間的な場、日本にもこういった施設が各地に
広がることを期待しています(断酒会のみなさんの運営によるグループホームや
作業所も応援しています、力がなくて申しわけありませんが)。
 ○○○の自助グループでは、2003年以来お世話になっているCさんに再会。
新しい方も加わって、色々お話しくださいました。まさかの日本の大学関係者らの
乱暴な調査の話が出て本当に残念でした。
 2月の東北大学(宮城県断酒会のセミナー)に始まり、今年も各地のイベントで
お世話になりました。3月の岡山(虹の会)でも全国のみなさまにお目にかかることが
できました。
 6月の「北海道アメシストの集い」(札幌)ではワークショップスタイルで
お話しさせていただいたところ、来年(旭川)も続編?の講師として
お招きいただくことになりました。JR旭川駅の木のにおい、楽しみです。
 
 8月には北海道の砂川市で講演…の予定だったのですが、
大雨による土砂災害により10月に延期、砂川市など6市からの
行政のみなさまを中心に拙い話をさせていただきました。
災害とアルコールは仲良し(よくない意味で)。やはり復興を目指す地域の
みなさまのお酒が気になります(熊本・大分、そして東日本大震災の
被災者のみなさまもまだまだ「酒害」と向き合っていらっしゃいます)。
 11月には久しぶりに東京の本部例会へ。○○の断酒会員の方(Aさん)が
東京へ転勤、とは伺っていたのですが、その方が晴れやかな舞台で断酒1年の表彰!
スピーチ途中、客席で手を振る私に気づいてくださって、「○○○…?」(笑)
酒なし忘年会では「酒乱やみ五人男」(東京断酒新生会恒例)を演じられるそうです。
東京のみなさんがAさんの断酒を心から喜ばれているのがわかり胸があつくなりました。Aさんもとってもうれしそうでした。
 12月は香川県高松市へ。全国大会です。前日行事の日、駅前から会場まで、
虹の会(身障酒害者の会)の方、アメシストのお二人とご一緒しました。
車中の1時間強があっという間でした。途中、おうどんもご一緒しました
(これはちょっとはずれだったかもしれません、調査不足でした)。
 もちろん今年も5月には家族会、7月には断酒会のみなさまが
「社会問題としての飲酒」の講義室へ。
遠隔受講の北見工業大学の学生さんたちもモニター画面を通して質問してくれました。
 さて、今年、断酒会関係で一番うれしかったことは何かと問われたら…。
『お酒を手にした未成年のあなたへ―断酒会会員と家族からの手紙』の一通目
「五島列島福江島の手紙」を読んでくださった愛知県・福岡県のみなさまが、
7月、この手紙のNさんを福江島にお訪ねくださったことでしょうか。
 実はこのNさんにこのご計画を伝えようと2か月間何度も何度も電話をしたのですが
出られない―どうなることやらと思い悩んでいたのですが、
それでも旅に出る断酒会員のみなさま―なんと住所を頼りにNさんのご自宅まで!
大きい声でお名前を呼んでも出てこられない、悲しいことに、Nさん、お耳が
ほとんど聴こえなくなっていたのだそうです(だから電話に出られなかった)。
Nさん、どんなにか喜ばれたでしょう。みなさま、ありがとうございました。
 そればかりか、別の島(中通島)に断酒会を離れてしまった方もおたずねくださいました。また福江島と中通島を訪ねる約束をしてこられたそうです。その場合はぜひ日曜日か
第三金曜日に。毎週日曜日、Nさんはカトリック福江教会の礼拝が始まる1時間以上前から
お祈りの席に静かに座っていらっしゃいます。第三金曜日の午後1時からは五島保健所、
もちろん例会です。
  断酒会についてあまりいい話が聴こえてこない今日この頃、各地で断酒会を
必要としている人々のために、いつでも「そこにある」、誰にとっても居心地のいい
コミュニケーションの場であってほしいと思います。
 年末年始、大みそかも元旦も各地の断酒会のドアが開かれています。デパートの
元旦営業は大反対、断酒会の開放は大賛成です
(ただし、訪ねる方も迎える方も、年末年始はご家族と、あるいはお独りで過ごす方も、
それはそれ。どうぞご無理はなさらないでください)。
  2017年もどこかでお会いしましょう。                               
 
  2016年の感謝をこめて

2016年12月18日 (日)

今日この頃

長く、長くブログを書いていませんでした。特に理由はありません。

他人様がブログをストップすると「な、何があったんだろう」と心配するのですが、

そうか、案外、こんなものかもね。

今、苦しんでいることは、3月の出張・研修計画。
会議や仕事はあるけど、授業がないこの時期、やはり少し遠出がしやすいかな、
という感じです。

3月の虹の会(身障酒害者のみなさまの集まりin岡山)に行きたい。
東大阪のシンポジウムにも行きたい(断酒会の方が準備をされてきたもの)。
しかし、両方行くと、10日間、どこかに滞在しなければならず、そんなお金と時間が
あるはずもありません。
「大学が出すでしょう?」
・・・そんなもの無尽蔵にあるわけないじゃありませんか(涙)。
これ、本当によく言われて、説明に苦しみます。

私だって断酒会の方に教わった500円玉貯金を地道にやっているんですよ。
そして3月の出張計画に今悩んでいるのは航空券をもっとも安く買える75日前までの
期限がせまっているからです。
困った、困った。

2016年9月 5日 (月)

断酒会からのお客様(Sさん)

思えばこの細々ゆるゆるブログ、『お酒を手にした未成年のあなたへー断酒会会員と家族からの手紙』刊行を機に始めたのでした。

職場に愛知県小牧断酒会のSさんが来てくださいました。

この方、『お酒を手にした未成年のあなたへー断酒会会員と家族からの手紙』を読んでくださって、「一通目 夢でよかった 五島列島福江島からの手紙」の舞台、福江島に、手紙を書いてくださったNさんを訪ねてくださったのです。

ついでにお願いしてみたら、なんと中通島まで行ってくださって、今は断酒会を離れた別のNさんご夫妻にも会ってくださいました。

そのSさん、9月4日の北海道ブロック大会に参加されたのですが、帰りに札幌に立ち寄ってくださったのです。日曜日にイベントがあれば、翌日の月曜日には新川断酒会という昼例会に参加されるとのこと。

待ち合わせ場所は銀杏並木。地下鉄で来られると思っていたら、新川断酒会のお三人が車でご一緒くださいました。

ほんの少しでしたが、学内をご案内して、正門でお別れしました。来週は大分で社会復帰一泊研修、月末は広島の50周年記念大会だそうです。

おつかれさまでした!

・・・しかし、このようなご縁、うれしいものです。早速、福江島のNさんにお便りしてみましょう。

そうそう、ご案内中の池のほとりで、アキアカネ発見。

赤とんぼですね。

もうすぐ刊行から3年です。この冊子、色んなご縁を連れてきてくれました。
しみじみ。

2016年8月19日 (金)

愛ちゃん

オリンピックですね。観てますか?

私はあんまり・・・そう夢中になるほうではないです。
でも、まあ、結果がわかっていたら、観るのも楽しい時があります。

 

観てよかったなあと思うのは卓球の愛ちゃんはじめ女子のみなさん。

愛ちゃんって小さい頃からテレビに出ているので親戚気分です。

それに、まあ、なんて素敵な人に成長したのでしょう。

15歳のみまちゃんに対するお姉さんお姉さんしたやさしい態度も
素晴らしいし、別にご本人の責任じゃないのに、

 

「私の責任です」
「ごめんなさい」

女子チームのキャプテンとしての自覚がそうとう強いのだと思います。

ここで私が思い出したのが各地の断酒会のリーダーのみなさんのこと。
そしてたまたま存じ上げている社会の名士と呼ばれる人たち。

謝ることができない人たちがけっこういらっしゃるのです。

本当にリーダー?

 

愛ちゃん、これから所属するどんな集団においても素晴らしいリーダーに
なることでしょう。

人の上に立つって、下から見上げる人がたくさんになること。
下からはいろんなものが見えます。
特に自身の問題を受けとめて謝ることができるかどうか
リーダーに欠かせない資質の持ち主かどうかってこと。

 

どうでしょうか?

2016年8月 7日 (日)

キャロットマフィンを家族会へ

久しぶりのブログ。
今日は家族会へ。
といっても、家族会会場の隅のテーブルに
昨日焼いたキャロットマフィンを置いてきただけです。

札幌の家族会、存続が気になっています。
最近、4人くらいと聞いていたのですが、
今日の参加者は6人。
マフィン、6個持っていったのでよかった。

後で伺ったところなかなか好評だったそうです。
よかった。

家族会を必要とする人の受け皿として
いつもの第一日曜日、いつもの場所で、いつもの時間に
いつまでも続いてほしいものです。

喜んでいただけるのなら、何個でも焼きたいキャロットマフィン。
現実的には18個が限界でしょうか。焼き型が6個取なので。
そこまで増えたらいいけど。

あ、キャロットマフィンというのはすりおろした人参のケーキみたいなもの。
上にのせたフロスティングはクリームチーズ味です。
お年の方でも大丈夫です。

2016年7月16日 (土)

いいお二人、の人間関係

最近よく思う。

ご夫婦でも、友人でも、仕事上のパートナーでも、
何のための二人なのかということ。

いつも、いつも、力のあるほうの意向に、力の劣るほうが合わせる、
これであれば、対話の必要はなくなる。
一方がもう一方のいうことを黙って聞いて流せばいいだけの関係になる。

「夫婦ってそうなる場合が多いよ」と教えてくれたのは断酒会家族のMさん。
それで会話がなくなり、お金だけのつながりという関係になっていくとか。
う~ん、Mさんからはいつも教えられてばかりだ。

「それ、違うでしょう」
「それ、相手の人に悪いよ」
「こんな別の方法があるよ」

こんな対等な話し合いができてこそ、いい関係なのだと思う。


2016年7月11日 (月)

聞いて、聞いて!と言いたくなる断酒会のお話

拙編『お酒を手にした未成年のあなたへー断酒会会員と家族からの手紙』、

この1通目は「夢でよかったー五島列島福江島からの手紙」です。

これを読んでくださったお一人、愛知県の断酒会の方、Kさんから

電話がありました。

「Nさん(「夢でよかった」の語り手)と会ったから」

え~っ、本当ですか?

このNさん、福岡県のYさんと九州ブロック大会に出席、その後、福江島にNさんを
訪ねる予定を立ててくださったのですが、Nさんと連絡がつかなかったのです。

私もNさんと連絡を取る場合は2か月前から毎週電話してやっと出てくださるー
そのこともお伝えしていました。

今月に入って、もう手紙しかないという話になって・・・ほとんどあきらめていました。

「どうやって、どこで会ったの?」

「直接、家を訪ねてね」

もう、すごい!すごい!

とても出会いだったようで、「また会いたい」だそうです。

そうでしょう、そうでしょう、とても誠実で紳士的な方なのです。

一つ悲しいことがあって、お耳がほとんで聴こえていないんじゃないかと。

それで電話が無理だったのだと。

・・・とにかく、KさんとYさんがNさんのご自宅まで訪ねていってくださったこと、
胸があつくなりました。

こんなことがたまにあるから断酒会とかかわってよかったと思うのです。

2016年7月 5日 (火)

違法じゃないから怖い

今年度も「社会問題としての飲酒」のクラスに断酒会からの
お二人、女性のNさんと男性のNさん。
体験談を話してくださった。

今年度の受講者のみなさんたちも、幻視、幻聴の話に目をまんまる。
そうだ、違法じゃないから怖いこともあるんだよ、飲酒って。

家族会からも2名が来てくださった。

朝早くに待ち合わせをしてくださって、どうもありがとうございました。


2016年6月 5日 (日)

アメシストの集い(北海道)

本日、札幌市の西区民センターで

第7回北海道アメシストの集い

でした。

アメシストって過去にも何度か書いたけど、
女性のアルコール依存症の方々ですよ。

私はアメシストの集い、日本にいるときは毎回行きますが
(6月って海外の学会シーズンなんですよね)何かとっても
居心地がいい。みなさんいたわり合いがすごい。

講演してきましたよ。
タイトルは「自助組織周辺の人間関係」
みなさんの声を拾いながらワークショップスタイルで。

中身はいつかみなさんの町で。

新鮮!と言ってもらえてもう有頂天です。
医療や行政のみなさんからも「ついつい職場のことを考えた」と。
ありがとうございます!

今日は5ヶ月のまつ毛長々の赤ちゃんが来ていておとなしさにびっくり。
よく会う方が「娘です」とおっしゃったので、「こんな小さなお嬢さんが?」と
尋ねたところ、「いいえ、娘はこっち」と赤ちゃんをだっこしている女性。

え~っ。

・・・びっくりしました。

赤ちゃんから気に入られたようで(めずらしかったのかな)
アイコンタクトが楽しかったです。

来年は旭川だとか。旭川、好き!行きたいな、行こうかな、行けるといいな。

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