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2016年1月14日 (木)

総員玉砕せよ!―スーちゃんとか「女郎の唄」とか

『総員玉砕せよ!』
水木しげるさんの。

お亡くなりになってから、もう一度読もうと思って
図書館に予約・・・順位がすごい・・・でも一昨日まわってきた。
昨日借りて、やはり早く返さなくちゃねと、翌日返却。

本って読むの2回目でも「あっ」と思うことありませんか。

まず、表紙をめくった次のページに「スーちゃん」の歌。
これ、読ませていただいたブログ記事で知ったせつない歌。
You Tubeにもたくさん出ています。
こんなに知られている歌だったのね。

兵隊さんたちが繰り返す歌のコマがあって、

私はなんでこのような

つらいつとめをせにゃならぬ

これもぜひない親のため

そうだよね。だれも喜んでこんなつとめはしない。
どうすることもできなかったのが悔しい。

そう思って読みすすんでいたところ、「あっ!」

これ、「女郎の唄」と呼ばれる歌だったのです。
慰安婦の人たちがいるところはこの書でも「ピー屋」と
呼ばれています。

兵隊さんたち、兵隊としてのつらさを歌にするよりも
慰安婦のみなさんの口を借りる形でつらさを
繰り返し歌ったのではないでしょうか。

戦争法、安保法が可決されてから、なんだか世の中の反戦ムードが
少しだけ下火になっているような気がする。
どうせ可決したんだからもう終わりと思ってるのかな。
一般の人には関係ないと思ってるのかな。
選挙の争点だってズレたり、ぼやけたり。

それでもやはり絶対ダメ。
戦争に少しでもつながる可能性のあるものはすべてダメ。
改憲ダメ。いい憲法があるんだからもういいでしょう?
それより悪いものをどうにかしなくちゃ、でしょう?

わかりやすい言葉での発信を続けてほしい、続けたい。
簡単な言葉であっても反戦の思いをくみ取ってほしい。

3万円のバラマキはわかりやすい、それと同じようにわかりやすく
「戦争またしたいですか?」と。

同書で水木しげるさんがあとがきに書いている。

靴下と兵隊は消耗品だった、と。
水木さんの仲間たちは靴下以下の扱いを受けて死んでいく。
隣の人が消耗品扱いされるのを許せば次はあなたの大切な人が消耗品になる。

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