« 手稲に行ってきました! | トップページ | 今日は何の日? »

2014年11月28日 (金)

「群馬大:教授パワハラ謝罪 『再発防止を』 」 を読んで

群馬大:教授パワハラ謝罪 「再発防止を」 /群馬  
群馬大の40代男性教授が部下の教員5人にパワーハラスメントや暴言を繰り返したとして懲戒解雇された問題で、大学側は20日、県庁で記者会見し、「再発防止に努めたい」と謝罪した。最初のハラスメント相談後、被害者との接触を禁止する「緊急対応」まで1年半以上かかっており、この間に2人が退職に追い込まれていた。

・・・これ、今日11月28日の毎日新聞のサイトのニュースから。

この記事を読んだ方の多くが
「群馬大学ってなんてひどい大学なんだろう!」と思われるのかもしれません。

何がひどいのでしょうか。

こんなことをする人がいたというのもひどい。
同時にこんなことを知りながら即座に対応しなかった
責任ある立場の人々もひどい。
対応しないこと、つまり放置もハラスメントです。

被害者のみなさまは大変お気の毒だと思います。
すでに退職した方々には遡って、環境改善が約束された職場への
復帰の道を提案してもいいのではないでしょうか。
もちろん、心情的にそれが無理な場合の代替案も。

しかし、ひどいのは加害者と対応すべき責任ある立場にあったものたち
だけでしょうか。

問題を知りつつ、傍観していた人たちはいなかったのでしょうか。
そのような人たちのことを「消極的加害者」というのだそうです。
http://www.naah.jp/の「ガイドライン」、とても勉強になります。

そしてこんな記事が、同様の問題が起こっても
「隠蔽」することが「リスクマネージメント」だという
誤った考えのもとに被害者救済を行わない大学人たちへの
注意喚起につながればよいと願うのは私だけではないでしょう。

こんな事実が報道されるということは
群馬大学は少なくとも問題を問題として認め
それを公表しているということです。

実はそんな大学はそう多くない、かもしれません。

被害者のみなさんが受けた心の傷は
謝罪や問題の公表があった後も消えることはありません。
謝罪や問題の公表がない環境でとても「しんどい」思いを
なさっている方もまだまだ多い、のではないでしょうか。

最近、スーパーグローバル大学などの認定が行われたようです。
各大学の「倫理観」にもスーパーグローバルな基準が必要だと
思う今日この頃です。
流行の大学ランキング、「不祥事隠蔽」や「ハラスメントの件数」で
やってみたらいいかもしれません。
「件数」とすると「認定件数」は操作可能なので、
被害者からの訴えの件数で。
学外に独立した教育機関の相談窓口を設置すべきでしょうね。

« 手稲に行ってきました! | トップページ | 今日は何の日? »

ハラスメント」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1969349/58120276

この記事へのトラックバック一覧です: 「群馬大:教授パワハラ謝罪 『再発防止を』 」 を読んで:

« 手稲に行ってきました! | トップページ | 今日は何の日? »